医師にとっての幸福の定義
理想の仕事・天職とは
『 自分の情熱と才能がより良く調和し、その力を最大限に発揮することで、他者も幸せにする。 』
自分の努力が、誰かの笑顔や感動となって返ってきて、その価値は正当な報酬や社会からの信頼という形で実を結ぶ。自分の存在価値が社会に認められ、深い充実感と誇りをもたらす仕事が天職だといえる。
医師の仕事との良好な関係
医師という職業を楽しめてますか?
- まわりの医師は楽しそうに仕事してますか?
- リア充ばかり追い求めている若手医師たちは幸せそうですか?
- 先輩や上司は楽しそうに仕事していますか?
- いつも愚痴っぽい先輩や上司はいませんか?
- 仕事量が少なくて休みや給料が多ければ楽しい仕事になりますか?
Dr.モーリー医師の職業満足度は、単純な労働条件だけでなく、患者との関わり、医療における達成感、職場環境、ワークライフバランスなど、複合的な要因によって形作られています。華やかに見える姿と現実のギャップも含め、「医師の幸せ」を多角的に考察するのはどうでしょうか。
医師業を一生の友人にする
医師の定年を70歳とすると約45年間も働くことになる。
確かに医師には定年が無いけど、自分が働きたい環境かどうか分からない。
出来ることなら、楽しく、やりがいを持って仕事とお付き合い。
技術的なスキルアップには限界があるから、知識と経験を生かした分野こそ大事に。
他人にレクチャーできるような得意分野を一つ、自分のライフワークとして育てていく。
イヤイヤこなす仕事に達成感は無いが、ライフワークは達成感を伴う!


医師キャリアと頑張れ人生の呪縛?
受験勉強を乗り越え、無事に医学部に入り、国家試験に受かってからも、一生自己研鑽。
幼少期から向上心を持ち続け、医学部に受かるその日まで、常に勤勉と上昇志向を求められる。
頑張り屋の仲間が多いと周囲の中では、頑張って当たり前、少し休むとさぼったことに。
仕事上の自由というのは、「頑張れ人生」の呪縛から解き放たれた時に手に入るのかもしれない。





そこからは現状キープでもOK!
人並みキープでもOK!



医師の幸福な未来設計
医師人生の枝分かれ 結局それぞれ
- 1~2年目(初期研修医):未来の自分へ自己投資(時間、お金)
- 3~5年目(後期研修医):専門医取得(医局への入局?)
- 6~10年目:医師、先進施設(癌センターなど)、研究(大学院生)
- 11~15年目:15年目以降の医師像をイメージして準備
- 16年目以降:それぞれの道で頑張る。(勤務医、専門医、開業医、研究者)





選んだものを正解にできるかどうかも自分次第。
医師キャリアを考える
- 医師としてのロードマップを作りましょう!
- 数年ごとにロードマップを修正しましょう!
- 試練の意味が理解できたら、乗り越えましょう!
- 自分を守るためにリスクマネージメントをしましょう!
- 仕事を趣味のように楽しめるように工夫しましょう!


ロードマップとは?
道路地図、工程表、進行計画表のことを指します。
医師人生のロードマップについて考えてみましょう!
25才~70歳まで働いたとして、人は45年以上も働くことになります。
仕事は人生の大きな部分を占めるので、幸せな人生か判断するうえで、とても大きな要素を持ちます。(経済的、社会的、やりがいなど)


ロードマップから逆算しよう!
若手医師は手探りや行き当たりばったりになりやすい。
40年後の自分の医師人生は誰にもわからない!
10年後はある程度イメージしやすい。
イメージした10年後を実現するために、まずは3年後の自分を想像してみる。
理想の3年後がイメージできたら、これからの1年をどのように準備するか?
もしも現状が自分に合わない、おかしいと思ったら、
目の前ではなく、まず3年後や10年後の自分に繋がるかどうかを判断してから現状を修正したほうが効率的である。





幸福を促進させる思考
仕事が楽しいって思う時って?
- 自分の成長を感じるとき
- 知らなかった知識や技術を習得したとき
- 人に感謝されたとき
- 人に認められたり、褒められたとき
- お金をたくさんもらえたとき
- 欲しい休みがもらえたとき
理解できる理由のない忍耐は辛い!
- 石の上にも3年
- 若いうちの苦労は買ってでもしろ
- 千里の道も一歩から
- 郷に入れば郷に従え
- そのうち先生にも分かるよ
- 上にしか分からん景色もあるのよ



必要な忍耐と無駄な忍耐?
未来の自分につながる忍耐は、自己投資と置き換えれる。
未来の自分につながりそうにないと思う忍耐は、無駄ではないかもしれないけど、辛い忍耐になりやすい。
正しいと思えないことを思いながら、環境を変えることが出来ないのは、心の健康に良くない。
未来の自分=自分の人生ロードマップ



